
山里亮太さんのエッセイ「天才はあきらめた」
こちらは
山ちゃんの芸人人生を振り返ったエッセイです。
ドラマ「だが、情熱はある」
が良すぎて久しぶりに読み返してしまった。
(4年ぶり)
所有欲のない私には珍しく
この本だけは大事にお守りのようにとってある。
「あの実力があって慕われていないとなると、
オードリー若林正恭
よっぽど人望がないのだろう」
(解説の若さまのコメントに改めてニヤけてしまう私がいるw)
この本は
山ちゃんの幼少期から始まり
学生時代、NSC時代の暴君ぶり
しずちゃんと出会いM-1に初登場するまで
そしてM-1出演後の葛藤などが
包み隠さずに綴られています。
ドラマを観ている人なら
映像で頭の中に浮かんでいるでしょう(笑)
当たり前ですが
本にはさらに沢山の芸人エピソードが
山ちゃんのユーモアセンス(自虐的なジョークとか風刺)と共に
絶妙に織り交ぜられています。
「天才」って言葉で思い浮かぶのはすごい人じゃないですか?
でも実際は努力と継続が大事っていうメッセージが
この本に大詰まりしている。
山ちゃんの失敗や迷いにも共感しながら、
自分の才能について考えさせられるわけです。
芸能界での山ちゃんの経験も面白いし、
才能と成功にまつわる罠についても突っ込んでる。
期待や評価に振り回されながらも、
自分の道を追求してきた山ちゃんの姿勢は
本当にすごいと心から思う。
ドラマでしずちゃんが言ってたけど
「努力の天才」
まさにそう、
劣等感や怒りをガソリンに変えて
ここまで進化を遂げる山ちゃんを
「天才はあきらめた」という本のタイトルとは裏腹に
やはり
「天才」だと思ってしまう。
でもエッセイには
天才や成功って固定観念に縛られず、
個々の個性や可能性を尊重するっていう視点もあって、
なんていうか
自由な気持ちにもなれる。
そして
幸福や充実感って物質的なものじゃなくて内面的なものだって改めて気づかされる。
この本は
笑いと共に自己啓発や自分を受け入れるヒントがたくさん詰まってるから、読んで損はないです。
久しぶりに読むと
魂が燃えそうになるなぁ。
ドラマを観てもそうなるのよ。
おとなしくしていた魂にガソリンぶっかけられて
火をつけられそうで(笑)
では、最後に。
エッセイ本に登場する山里さんは
絶対に言わないであろう(笑)
その後進化を遂げた山ちゃんが
放ったグッとくる言葉たちを載せておきますね。
- 「人に評価されるってのは、嬉しいけど、それが自分の全てじゃないっていうのを、最近気づいたんだよなぁ。」
- 「成功って、目指すもんじゃなくて、幸せを追いかけることなんだと最近思うようになったんだよなぁ。」
- 「自分が天才なのかどうかなんて、どうでもいいんだよなぁ。大切なのは、自分の人生を楽しむことだと思うんだ。」
以上!
『社会人大学人見知り学部 卒業見込』
こちらの本もお勧めしておきます。
オードリー若林さんのエッセイ『社会人大学人見知り学部 卒業見込』
こちらもお笑い人生について綴られた1冊になっています。
若手芸人の下積み期間と呼ばれる長い長いモラトリアムを過ごしたぼくは、随分世間離れした人間になっていた―。スタバで「グランデ」と頼めない自意識、飲み屋で先輩に「さっきから手酌なんだけど!!」と怒られても納得できない社会との違和。遠回りをしながらも内面を見つめ変化に向き合い自分らしい道を模索する。芸人・オードリー若林の大人気エッセイ
Googleブックスより
↑これだけで脳内に若様が浮かびすぎてやばい(笑)
昔から山ちゃんと若林さんが好きで
二人の番組やエッセイを読んでいたからこそ
ドラマで二人の魂の記録が世に解き放たれて個人的に熱いです。
だが、情熱はある

主役のお二人は現役ジャニーズ
若林正恭役→髙橋海人(King & Prince)
山里亮太役→森本慎太郎(SixTONES)
まだまだ、
世のイメージとしてはジャニーズ=キラキラのアイドルという印象がある様ですけども…….!!!!!!!
時代は変化していますよ!
もうね、ジャニーズとは思えない(拍手)
こんなにすんなりと若様と山ちゃんを受け入れられるとは(拍手)
二人の演技には情熱や熱意が溢れているもの!
もうね、M-1のシーンとかドキュメントだよ!!(拍手)
ぜひ、その演技に注目してみてほしい。
まだ
本人たちがバリバリ現役中に制作放送されるという
前代未聞の最高なドラマだと思うw
それだけ
「たりないふたり」
の存在が大きいものだって事だよなぁ。